雄星改め菊池“原点回帰”で2年目の飛躍を

[ 2011年1月18日 06:00 ]

スリークオーターに戻し、ブルペンで投げ込みを行った菊池

 西武・菊池雄星投手(19)が17日、埼玉県所沢市の西武第2球場で自主トレを公開し、2年目の飛躍を誓った。昨年痛めた左肩の回復は順調で、室内ブルペンで捕手を立たせたまま30球の投球練習も敢行。「(オフの)ピッチングは10回目くらい。いい方向に来ていると思います。今年は必ず1軍に上がって投げたいです」と決意を新たにした。

 テーマは原点回帰だ。昨年は左肩痛のために、腕を振る位置を試行錯誤し、リリースポイントが高くなるなどフォームに悩んだ。この日は155キロを計測した花巻東時代のスリークオーターのフォームに戻し、回転のいい球を投げ込んだ。「バランスも良かったですし、流れの中で自然なフォームで投げられていると思います」と手応えを口にした。

 登録名は「雄星」から「菊池」に変更した。「心機一転、今年はやるぞという気持ち」。高校時代の理想のフォームで、先発ローテーション争いに臨む。

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