ソフトバンク“一人勝ち”小久保で首位固め

[ 2010年9月1日 06:00 ]

<日・ソ>秋山監督(左)とハイタッチする小久保

 【ソフトバンク2―0日本ハム】これぞ4番だ。2―0。その得点を初回、3回に叩き出したソフトバンクの小久保は「きょうは僕の活躍というより、投手陣の勝利」と完封リレーの投手陣をねぎらった。

 その上で「しびれる試合が続くけど、そういうところでプレーできるのは選手みょうりに尽きるね」と力強く話した。
 初回2死二塁での先制中前打に続き、3回は右前適時打。6回の左翼線二塁打を加えて今季8度目の猛打賞だ。札幌ドームでは今季4試合で15打数9安打6打点の打率・600。「悪くないイメージのまま打席に立てているのかも」と笑った。
 「小久保はよく打った」と秋山監督。3強の中で唯一白星を手にし、2位・西武とのゲーム差も1・5に広げた。「こんな珍しい混パの中でやれるのは幸せ。思い残すことのないように全力で走ります」。7年ぶりの頂点へ。主砲は最後の直線を力の限り駆け抜ける。

 ▼ソフトバンク・オーティズ(右ひざ半月板損傷から復帰。9回無死一塁で代打で登場し空振り三振)ボールはよく見えていた。結果は残念だったが、感触は悪くない。神様が与えてくれたチャンスを生かしたいね。

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2010年9月1日のニュース