東芝 藤田“圧巻”84球2安打無四球完封

[ 2010年9月1日 06:00 ]

<都市対抗 東芝・東海理化>完封勝利を挙げた東芝・藤田

 【第81回都市対抗野球・東芝2―0東海理化】わずか84球、1時間45分での完封劇だった。東芝の先発・藤田が2安打、無四球と圧巻の投球を見せ、「球が低めに集まったのが良かった。いつも通り投げられた」と余裕の表情で振り返った。

 初回1死二塁から、3番・冨川の鋭い打球を巧みなグラブさばきで投ゴロとしリズムに乗り、2回以降走者を許したのは1人のみだった。7月上旬の関東予選終了後、投球フォームに一瞬ためをつくった。コンマ数秒の感覚だが、この日の快投で自信が確信に変わった。
 2日の2回戦では、6度目の優勝を果たした07年大会の決勝で対戦したJR東日本と激突する。印出監督は「きょうは藤田に尽きる。(JR東日本は)迫力ある相手。どこまでやれるか」と口元を引き締めた。

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2010年9月1日のニュース