田沢 来季復帰へリハビリ中「少しずつ良くなっている」

[ 2010年9月1日 10:11 ]

チームに合流し、試合前の練習で柔軟体操をするレッドソックスの田沢

 4月に右ひじの手術を受け、リハビリテーションを続けているレッドソックスの田沢純一投手が31日、ボルティモアに遠征中のチームに合流した。同僚と談笑し「明日、監督やトレーナーと今後について話し合う」と明るく話した。

 フロリダ州の球団施設でリハビリを続けていたが、担当トレーナーが一時不在となるため合流した。じん帯を移植した右ひじの回復は順調で、8月2日には軽いキャッチボールを開始。現在は距離を20メートルまで伸ばし、1日置きに70球を投げられるようになった。

 執刀医から「強度は強いが、なじむのに時間がかかる」と説明されたそうで、投げた後は「じん帯が伸ばされているので、すごく疲労と張りを感じる」。それでも、リハビリ開始直後には、可動域を広げるためにトレーナーから患部を押されるだけで激痛が走ったことを思えば大きく前進している。

 リハビリでは午前6時に起床し、キャンプ中のようにトレーニングしてきた。来季の戦列復帰に向けて「毎日少しずつ良くなってきているので、それを信じてやっていきたい」と語った。(共同)

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2010年9月1日のニュース