頼りにならなかった左腕…和田、6回に連打浴びる

[ 2010年9月1日 22:06 ]

 【ソフトバンク2―6日本ハム】1―2の6回にソフトバンクの和田がつかまった。先頭の小谷野から4連打を浴びて1死も取れずに途中降板し、結局6失点。試合後は「申し訳ないです」と言葉少なだった。混戦の優勝争いが続く9月の1試合目、左腕は頼りにならかった。

 小谷野は3球目、二岡は2球目、そして中田は初球。いずれも外寄りの直球を痛打されて満塁のピンチを招き、陽岱鋼には初球の外角変化球を拾われて右中間三塁打を許した。わずか7球、あっという間だった。
 女房役の山崎は「僕のミス。入りが簡単にいきすぎて、結果的に向こうと合ってしまった」とかばったが、実績ある和田にしては、間合いの取り方も慎重さを欠いた。秋山監督は「完ぺきにやられたな」と手厳しかった。
 自己最多を更新する15勝まであと1としてから3連敗と足踏み中で、8月以降は1勝4敗と失速気味だ。昨季の4勝から巻き返しを期す今季の真価が、残り少ない登板で問われる。

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2010年9月1日のニュース