さらば広島市民球場!カープOBら最終試合

[ 2010年9月1日 06:00 ]

解体される旧広島市民球場の土を掲げる安仁屋宗八さん(左から2人目)らプロ野球広島カープのOB

 9月から閉鎖・解体される旧広島市民球場で8月31日、広島のOB選手と地元の大学生が記念交流試合を行い、53年間の歴史に幕を閉じた。

 達川光男氏(55=野球評論家)ら往年の選手8人が気温36度の炎天下のグラウンドでプレー、「ラストゲーム」は4回裏で終わり、6対6で引き分けた。試合後の終球式で投手役を務めたOB会会長の長谷部稔さん(78)は「終戦後、ここは焼け野原だった。一緒に半世紀やってきた球場に感謝したい」と感無量の表情だった。

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2010年9月1日のニュース