いずれ5人に…ベテラン復帰で結果求められる松坂

[ 2010年5月11日 09:19 ]

 レッドソックスの松坂大輔投手が、厳しい競争にさらされている。10日、フランコナ監督はベテランのウェークフィールドを12日に先発させると発表。当初予定されていたエースのベケットが前回登板で9点を失うなど、7試合で防御率7・46と苦しんでいるため、登板間隔をあけて調整させるのが目的だという。

 1日に松坂が戦列に復帰して以降、救援に回っていたウェークフィールドが戻ることで、通常5人で回す先発陣が6人になる。そのまま6人でローテーションを組む可能性もあるが、不調の投手が外れると考えるのが普通だ。それを示唆するように、15日以後の先発は発表されなかった。
 松坂は、故障者リストから復帰後2戦で1勝1敗、防御率9・90。速球に球威があり内容は悪くないが、激しさを増す先発枠争いの中で、うかうかしていられない。11日(日本時間12日)のブルージェイズ戦はすっきりした結果を出すことが求められそうだ。

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2010年5月11日のニュース