雄星VS今村 フレッシュ球宴でセンバツ決勝再現も

[ 2010年5月11日 06:00 ]

2009年4月2日センバツ決勝で健闘を称えあう菊池(花巻東=奥)と今村(清峰)

 プロ野球オールスターゲーム運営委員会は10日、フレッシュオールスター2010(7月22日、長崎)の出場候補選手42人を発表し、西武のドラフト1位・雄星投手(18)が選ばれた。監督は全イが巨人・岡崎2軍監督、全ウが中日・川相2軍監督が務める。

 雄星はプロ1年目の大舞台に「自分が選ばれるなんて非常に光栄です。他にも素晴らしい投手がいるので、責任を持ってしっかり投げたいと思います」と意気込みを語った。

 新人は22選手が選出されたが、ウエスタン選抜には昨年センバツ決勝戦で投手戦を演じた広島・今村も名を連ねた。高校時代は0―1で敗れ、全国制覇の夢を断たれた相手。再び投げ合うことが予想されるライバルに成長した姿を見せ、雪辱の舞台とする。

 ≪今村&堂林の広島新人コンビ意欲満々≫広島の新人コンビが雄星との対決に意欲を燃やした。ドラフト1位の今村は地元・長崎での凱旋となるだけに先発が濃厚。「うれしいです。しっかりと盛り上げたい」と話し、雄星との対決には「しっかりと勝ちたいと思います」と短い言葉に闘志を込めた。また、昨夏の甲子園で対戦した堂林も「負けるわけにはいかないです」と気合十分だった。

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2010年5月11日のニュース