岸「長野と勝負したい」プロ先輩の貫禄をせる!

[ 2010年5月11日 06:00 ]

 西武・岸が同世代を徹底マークし、巨人戦の無敗記録を更新する構えを見せた。12日の巨人戦で交流戦開幕投手を務める右腕は「個人的には長野と勝負したい」と新人・長野との対戦を心待ちにした。大学4年時の06年にともに大学日本代表で日の丸を背負った長野に、プロの先輩としての貫禄を見せつける。

 巨人戦通算成績は日本シリーズを含め4試合で3勝0敗、防御率0・91。08年の日本シリーズでは2勝を挙げ、MVPを獲得した。相性抜群な重量打線に「得意とは思わないですけど、悪いイメージはそんなにないです」と自信を見せた。長野については「大学の時から右方向によく飛ばすなという印象」とし、本塁打が出やすい東京ドームでは長打に細心の注意を払う。

 この日は西武第2の室内練習場ブルペンで49球。潮崎投手コーチが右打席に入った際には、ホームベースから離れて構える長野を想定し、さまざまな球種を投げ込んだ。「パ・リーグと対戦している時と同じように」と得意球のカーブを有効に活用し、ルーキーを完ぺきに封じる。

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2010年5月11日のニュース