四国・九州ILの長崎「活動休止どころか破産宣告の可能性」

[ 2010年5月11日 14:42 ]

 野球の独立リーグ、四国・九州アイランドリーグの長崎が深刻な資金不足により、球団存続の危機にあることが11日、分かった。地頭薗(じとうぞの)哲郎オーナーは今後について「活動休止どころか破産宣告の可能性もある」と苦しい現状を明らかにした。

 今季はスポンサーの撤退などで収入が激減し、負債は1億円を突破。今月末にも存続の可否についての方向性が出るという。仮にチームが存続する場合でも「(7月からの後期に)参加できる保証は何もない」と話した。長崎は同リーグに加盟する九州唯一の球団。昨季は前期優勝したが、今季は6勝11敗1分けで最下位の5位と低迷している。

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2010年5月11日のニュース