松坂　イチロー３０００本目打たれてもいい

試合前の練習中、左中間のフェンスに足を掛けて球を取る振りをする松坂

　２２日のマリナーズ戦に先発するレッドソックスの松坂が、日米通算３０００安打にあと７本となっているイチローとの対決について複雑な表情を浮かべた。「１００号（本塁打）とか結構節目で打たれている。時間がたてば祝福の気持ちも出てくると思うし…。他の投手が打たれるくらいなら自分でもいいかな」と日本時代から尊敬し、最大のライバルと意識する先輩の大記録に思いをはせる一方で、「塁に出すと得点につながる可能性が高い。絶対に抑えないといけない」と今季１１勝目に闘志を燃やした。この日もチームは逆転で敗れ、後半戦は３連敗。松坂の右腕にかかる期待は大きい。