盛岡大付ミラクル連続で4年ぶり夏切符

[ 2008年7月22日 06:00 ]

 【盛岡大付2―1盛岡中央】ノーシード同士の決勝は劇的な幕切れだった。同点の10回1死二塁で盛岡大付・熊谷が右越えサヨナラ二塁打して決着をつけた。1点を追う9回は2死一、二塁で遊ゴロ。誰もが試合終了と思ったが相手遊撃手が一塁悪送球。九死に一生を得たナインが、そのままの勢いで4年ぶりの夏切符を手に入れた。同校は過去5度出場した甲子園でまだ校歌を歌っていない。試合後の抽選の結果、55校中最後の大会8日目第2試合に決まった。「これまでの経験を生かし、まず1勝」と沢田監督も闘志を燃やした。悲願の甲子園初白星を奪いに、ミラクル軍団が聖地へと乗り込む。

 ◆盛岡大付(岩手)1958年創立。女子ソフトテニス部などが盛ん。

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2008年7月22日のニュース