アレレ?足踏み…イチロー、また無安打

[ 2008年7月22日 14:25 ]

レッドソックス戦の8回は遊直に倒れこの試合無安打、ベンチで険しい表情を見せるマリナーズのイチロー

 米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は21日、シアトルでのレッドソックス戦に「1番・右翼」で出場し、4打席凡退で2試合連続無安打に終わった。19日のインディアンス戦の最終打席で小林から本塁打を放った後、8打席ヒットがなく、日米通算3000安打にあと7のまま。内容は空振り三振、二ゴロ、三ゴロ、遊直で打率3割1厘。城島健司捕手は出場しなかった。マリナーズは0―4で敗れた。

 ≪捕手ほめるイチロー≫イチローは、5月にノーヒットノーランを演じた新鋭、左腕レスターの前に無安打に終わった。しかし、イチローはレスターについて「いいんじゃないの」と短く触れただけ。「まだキャッチャー主導だと思う。キャッチャーがいい」と、ベテラン捕手バリテックの配球を持ち上げた。
 先発した試合に限れば今季の2試合連続無安打は5月14日のレンジャーズ戦以来、2度目。日米通算3000安打を目前にしての足踏み。やはり重圧はあるのか、と問われたが「その“やはり”は僕には当てはまらないと思う」と否定した。
 確かにそのコメント通り、ここ2試合はヒット性の打球が相手野手の正面を突いたり、好守に阻まれたりとツキにも見放されている。
 22日(日本時間23日)は、松坂が行く手に立ちはだかる。好敵手と目する右腕をたたき、流れを変えたいところだ。(共同)

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2008年7月22日のニュース