ヤンキース首脳陣 松井秀抜き覚悟

[ 2008年7月22日 06:00 ]

治療を終え、球場を後にする松井秀は日本人報道陣に取り囲まれる

 左ひざ痛で故障者リスト(DL)入りしているヤンキースの松井が21日午前、患部の精密検査を受けるためニューヨーク市内の病院に入った。昨オフ右ひざ手術を執刀したスコット・ロデオ医師の診察を受け、その後に球団首脳と話し合い手術するか否かの方向性が決まる。

 20日はヤンキースタジアムで治療を受け「今は治療だけなので腫れがひどくなることはない。病院に行き、話し合いになると思います」と話した。復帰条件の走塁練習開始前に腫れが再発したことで、首脳陣は完治には手術しかないという考え。手術なら今季絶望となるが、松井も勧告を受けた場合は受け入れる構えで、ひざ関節の権威であるロデオ氏に最終判断を委ねている。ジラルディ監督も「できれば早く戻ってきてほしいが、ここ数日の様子を見れば難しいことも分かっている」と松井抜きの戦いを覚悟していた。

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2008年7月22日のニュース