日本航空 エースが獅子奮迅で5度目切符

[ 2008年7月22日 06:00 ]

 【日本航空1―0帝京三】日本航空はエース北野の投打にわたる活躍で3年ぶり5度目の甲子園切符を手に入れた。2番手でマウンドに上がると最速143キロの直球と切れのあるスライダーで5回を1安打無失点。「絶対に打たせないつもりで投げた。気持ちよかった」と笑顔がはじけた。19日の準決勝・富士学苑戦では150球を投げ完投。中沢監督は「あれだけ投げた後の中1日で、すごい投球をした」と脱帽した。バットでは7回1死一、二塁から「来たボールを思い切り振った」と左前へ決勝適時打。両チーム唯一となる貴重な得点をもたらした。主将としてもチームを引っ張る背番号1は「甲子園での目標は優勝」と高らかに宣言した。

 ◆日本航空(山梨)1932年創立の私立校。日本ハムの八木がOB。

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2008年7月22日のニュース