4―0から逆転負け…巨人3失策で自滅

[ 2008年7月22日 21:53 ]

 【巨4-7神】巨人が自滅した。しかも3失策がすべて失点に絡む最悪の形で。阪神に優勝マジック点灯も許し、後味の悪さのほかは何も残らない。原監督は「4点差を守ることも、攻めることもできずこういう結果になった」と疲労感をにじませた。

 2回までに4点を奪い、苦手な“初物”の上園をKO。しかし軽率なミスを犯した巨人を、勝利の女神は許さなかった。四回は清水と小笠原の失策が響き、1点差とされた。五回も金本のゴロを小笠原が再び失策。内海が後続に連打を浴びて同点とされると、救援の越智も踏ん張れずに3点を勝ち越された。

 内海は「もっと粘り強く投げなくてはいけなかった。情けない」と自分を責めた。だが失点7で自責点0という事実が、この試合のすべてを物語る。小笠原は「ミスはミス。きょうの負けは、すべて自分の責任」と厳しい表情で言った。

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2008年7月22日のニュース