日本ハム 1点差で逃げ切り勝ち

[ 2008年7月22日 21:25 ]

 【日3―2ロ】日本ハムは2回、金子誠の適時二塁打で先制。4回に小谷野の1号2ランで加点し、4投手の継投で逃げ切った。6回途中2失点のスウィーニーが7勝目。ロッテは里崎の12号ソロなどで追い上げたが、打線がつながらなかった。

森本 宙を舞って登場の仰天パフォーマンス

 日本ハムの選手層の厚さが際立つ一戦だった。2回、1死一塁から鶴岡が送りバントを失敗し、2死一塁となった。意気消沈した場面で、9番の金子誠が左中間を深々と破る先制二塁打し「1点以上の価値があると思った」。味方の失敗を帳消しにするだけでなく、チーム全体に弾みを付けた。

 7月に入り、前日までの15試合で先制したのはわずか4試合で、5勝9敗1分けと失速していた。しかし、この日は金子誠の快打で主導権を握ると、4回には7番の小谷野の1号2ランで加点。1点のリードを武田久ら2番手以降の投手が踏ん張って逃げ切った。

 中軸打者3人で計1安打と奮わない中、下位が活躍した。梨田監督は「バント失敗の後の先制点が大きかった。本来のうちの野球」。一丸となって競り勝つという日本ハム流の試合運びで8連戦の初戦を制した。

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2008年7月22日のニュース