斎藤5失点翌日に即リベンジ

[ 2008年7月22日 06:00 ]

韓国戦にリリーフ登板した斎藤

 【日本8―4韓国】第4回世界大学野球選手権は20日、チェコ・ブルノなどで3試合が行われ、韓国と対戦した日本は8―4で快勝。3戦全勝で予選リーグ突破に王手をかけた。注目の斎藤(早大)は4番手で登板、2回を2安打無失点の好投で勝利に貢献した。日本は20日にカナダと対戦し、延長11回に細山田(早大)の右犠飛でサヨナラ勝ちを収めた。

 リベンジの舞台はすぐにやってきた。1点リードの7回1死、2番・上本からの5連打で3点を加えた直後、斎藤が連投のマウンドに上がった。先頭打者を空振り三振に斬ると、2死から四球を与えたが、続く打者を見逃し三振。8回は2安打を浴びたが、無失点で切り抜け「きのう(20日)より直球が良かった」と笑顔を取り戻した。
 前日のカナダ戦は序盤に4点の援護をもらいながら中盤に5点を失い逆転を許したまま降板。「調子は悪くなかった。マウンドもボールも問題なかったけど…」とチームのサヨナラ勝ちにも素直に喜べなかった。それでも「朝、登板があるかもと言われた。短いイニングなので思いっきり行った」。今度はキッチリ答えを出した。
 抑えなければいけない理由があった。この日朝、大学でもバッテリーを組む細山田の父・斗史郎さん(享年54)の訃報が伝えられた。「金メダルを持ち帰りたい」と異国の地に残る決断をした女房役は先発を外れたが、気持ちを切り替えて斎藤と途中出場。その気持ちに応える28球に「気合が入りました」と話した。
 これで日本は米国と並んで3戦3勝で準決勝進出に王手。頼れる背番号1も本来の姿を取り戻した河原井JAPANが、悲願の世界一へ前進した。

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