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三ツ井、佐古、長谷井 この3人は45期軍団の誇りや

[ 2018年3月1日 05:30 ]

われら45期や〜
Photo By 提供写真

 感動の平昌五輪が閉幕した。熊本県警はさっそく『お先どうぞ ゆづる心に 金メダル』や『安全運転だよね〜 そだね〜』などと交通情報板に時事ネタのメッセージを流した。「余計に脇見運転してまうがな〜」と、ついツッコミを入れてしまいそうやけど、「粋やね」と感心した。熊警さん、俺も考えたからぜひ採用を…。『車で 俺より上手(うま)く スピンするヤツ 逮捕する(by田中刑事)』(笑い)。

 女子アイスホッケーの名称はスマイルジャパンでした。『なでしこ』『サムライ』ここ最近の日本代表の名称は○○ジャパンがはやり。さすがに俺チト飽きてきた。まあ〜唯一、許せるのは監督が郷ひろみのケースだけやろ…。エキゾチックジャパン!!(笑い)

 スキージャンプの葛西紀明選手の、そのレジェンドぶりは世界中のアスリートから尊敬されていますな。今回はレジェンドつながりで俺の同期(45期)生き残り3人を紹介したい。

 三ツ井勉(62=神奈川)は現競輪界の現役最高年齢。通称“鉄人三ツ井”。この男の辞書に妥協という文字はないけど、ほっぺたに擦過傷の跡はある。競輪学校時代はわずか2勝だったが、学業の方は優秀賞のトップ。そういう意味ではホンマの天才レーサーや(笑い)。息子は現S級の武(96期)。

 佐古雅俊(57=広島)。G3優勝15回。G1の表彰台を何度もかけ上がっているスターや。『3200の現役最多出走数が何よりの自慢でもあり誇りじゃ!』と聞き、そりゃ凄いわと思っていたら長谷井は3194。この天然ボケがスターになる要素かなと。でも息子は医学博士。

 長谷井浩二(57=東京)。再婚で逆玉のこしに乗り、東京23区内の豪邸に転がり込むシンデレラオヤジ。岡山の同期であった山口俊哉は『日本一、東京が似合わん男じゃ!』と笑う。

 選手生活38年ですか…。パッと咲いてパッと散る桜の花も美しいけど、ほぼ一年中咲いているシクラメンもまた美しい。継続は力なりを地でイクこの3人はわが45期軍団の誇りや!(元競輪選手)

 ◆齊藤 哲也(さいとう・てつや)1959年(昭34)4月生まれの58歳。元競輪選手(兵庫支部)。45期生の卒業チャンピオンとして80年にデビュー。S級で活躍も40歳で悪性リンパ腫により、03年7月やむなく引退(優勝25回)。本紙予想コラムでは高配的中数知れず。アナ車券の達人!! 兵庫県、S阪神のアドバイザーとしても活躍。現在もガン闘病中のカリスマ的患者。

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