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高橋美行さんの特集、新たに組まんとね

[ 2016年5月1日 05:30 ]

カフェ「孝見さ寮」に集まった(右から)石川浩史さん、高橋美行さん、齊藤哲也、高橋健二さん夫妻
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 ほな前回の話の続きを…忘れてる人はスポニチのHPご覧あそばせ。 

 熱海駅までは静岡の同期やった守屋利治(60)が送ってくれた。顔は三遊亭小圓遊で性格も落語家ですわ。シャイな俺となんでか気が合う(笑い)。駅前で食事しながらの再会トークで軽く時間をつぶすだけのつもりやった。ところがどっこい、昔話に花満開になってしもてほんま、何十本と新幹線を見送ったことか。

 そんなこんなで熱海駅のホームから俺はやっとこさある人に「生きてまっか~?今晩泊めてね~」と電話を入れた。前日、中野浩いっつぁんに「ヨっさん死にかけたっち!」と聞かされた。「えっ?イタズラ小僧がそのままオヤジになったようなあの美行さんが?」。美行さんのしゃべくりはあのヤマコーが聞き手に回るほど群を抜いておもろい。それがさびてへんのか?コレってお見舞いか?いやいや俺はただ顔見て確かめようと名古屋駅で降りた。

 高橋美行(33期60歳)。兄健二さんが偉大すぎるけど美行さんもG1の表彰台に何度も立っているバリバリのスター選手でおました。いきなりの夜10時回ってからの訪問でも「よーきてくれたがやぁ~」と美行さん夫婦は笑顔で歓迎してくれた。死にかけた話をじっくりと聞いた。心筋梗塞だったらしいが奇跡的ないろんな偶然が重なって最悪の事態は免れたらしいが、今回だけで美行さんを語るには無理がある。ならまた新たに特集を組まんとね。

 次の日の午前中に、これまたスター選手だった石川浩史さん(40期60歳)が美行さん宅にやってきた。勝利者インタビュアーでおなじみであるが実物で見るとほんま片岡鶴太郎にクリソツである。トレードマークはハイレグ仕様のレーサーパンツ。愛知開催の俺の予想コラムではほんま毎度いじり倒してすんまへん!

 それからみんなで岐阜の恵那峡まで高橋健二さん夫婦が営むカフェ『孝見さ寮』まで車ぶっ飛ばしてランチ。うまかった~。年を食うとだんだんと出無精になる。人間、いつかは動きたくても動けなくなるからな、もったいないやんジッとしてるのって。この2日間笑いっぱなし…俺の人生のアルバムがまたちょっぴり分厚くなった。

 ◆齊藤 哲也(さいとう・てつや)1959年(昭34)4月生まれの56歳。元競輪選手(兵庫支部)。45期生の卒業チャンピオンとして80年にデビュー。S級で活躍も40歳で悪性リンパ腫により、03年7月やむなく引退(優勝25回)。本紙予想コラムでは高配的中数知れず。アナ車券の達人!! 兵庫県、S阪神のアドバイザーとしても活躍。現在もガン闘病中のカリスマ的患者。

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