野口健氏「素直にあっぱれ！」　18歳の愛娘・絵子さんと6000Mヒマラヤ登頂で感激

野口健氏の公式インスタグラム（＠noguchiken8848）から

　アルピニスト・野口健氏（49）が20日、自身のSNSを更新。18歳の愛娘・野口絵子さんととも目指していたヒマラヤへの登頂に成功した様子を披露した。

　野口氏は昨年末に日本を出発。高所への順応するために、徐々に標高を上げながら進め、ついに「1月18日、午前11時、アイランドピーク（6189m）に登頂しました」と投稿した。

　インスタグラム内では大雪で困難な中での登山風景を掲載。「氷河の状態がザクザクでかなり苦戦しました。また、氷壁だった氷がかなり溶け岸壁が露出し落石の嵐。ただ幸いな事に9時以降、風がピタリと止みました。絵子さん、初の6000ｍ峰、冬という厳しい条件下の中、弱音一つ吐かずに本当によく頑張った！」と、18歳での登頂に成功した娘をねぎらった。

　さらに絵子さんの強心臓ぶりも紹介。「アタック前夜、ハイキャンプで強風によりテントが飛ばされてしまうのではないかと身の危険を感じる程、テントが激しく叩きつけられシェルパも僕もほとんど寝られず。しかし、絵子さんただ1人、爆睡…。大したメンタルです」と投稿しつつ、「18才にして冬のアイランドピークに登れたこと、素直にあっぱれ！！！親バカかもしれませんが、強風のため登頂を断念した登山隊があるなか、最後まで気持ちが切れなかったこと、大したヤツだと誉めてあげたい」と娘の奮闘を称えた。

　「これまで5回、アイランドピークに登ってきましたが、今回が1番疲れました。寒さ、硬い氷だけが残りまるでノコギリの刃みた胃に。その上を歩かなければならずかなり時間を浪費。アイランドピークは僕にとってもヒマラヤ初登頂のピーク。僕は19才。絵子さんは18才。やるな～」と、自身の年齢を上回った娘に感激した様子だった。