男女逆転「大奥」、冨永愛の起用のキッカケは脚本家の“ある発見” 本人初耳「そうだったの!?」

[ 2023年1月20日 13:55 ]

モデルで女優の冨永愛
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 “男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥」(火曜後10・00)で時代劇に初挑戦した女優・冨永愛(40)が、20日放送の同局「あさイチ」(月~金曜前8・15)に生出演。同ドラマに抜てきされた理由を知り、驚く場面があった。

 漫画家・よしながふみ氏の大人気コミック「大奥」を映像化した注目作の初回、8代将軍・徳川吉宗を熱演した冨永。時代劇初挑戦ながらその迫真の演技が話題となり、ツイッタートレンド入りする大反響。さらに、同局の同時・見逃し配信サービス「NHKプラス」における視聴数が、これまで同サービスで配信された同局の連続テレビ小説・大河ドラマを除く全ドラマの中で歴代最高を記録した。

 「時代劇に挑戦したい」という目標を以前から持ち続け、オファーがあるずっと前から侍の馬の乗り方、たて(殺陣)も練習していたという冨永。今回の吉宗将軍は、念願かなった抜てきだった。今回の起用について、ドラマ制作チームは、大河ドラマ「おんな城主 直虎」などを手掛けた同ドラマ脚本家・森下佳子氏の一言があったからだと告白。「脚本の森下さんが、冨永さんが民放の番組で“男役で時代劇に出たい”と語っていて、暴れん坊将軍のテーマ曲をくちずさんでいたよ、と演出チームに伝えたことから“これ、まさにうちの吉宗じゃないか”となったのが始まり」と経緯を明かした。

 このエピソードは初耳だという冨永は「そうなんですか?おおー!」と驚いた様子。「私、言ってよかったんですね!」と喜び、「チャンスがきたときに、つかめる自分であれ」という自身の座右の銘を紹介。この言葉を実践してきたことが、今回の起用につながったと喜んでいた。

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2023年1月20日のニュース