卵巣がん乗り越えた元女子プロレスラー、年下の人気力士と結婚したワケとは

[ 2017年1月23日 22:15 ]

満面の笑みでウエデンングケーキに入刀する魁皇(浅香山親方=左)と元女子プロレスラーの西脇充子さん(古賀充子さん)
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 大相撲浅香山親方(44、元大関魁皇)の妻で元女子プロレスラーの西脇充子さん(49)が23日、TBS「結婚したら人生劇変!〇〇の妻たち」(月曜後7・00)に出演。病気を乗り越え、力士の妻となったいきさつを明かした。

 22歳で女子プロレスを引退し、タレント活動をしていた充子さん。ある日腹部に“コロコロとした違和感”を感じ、病院に行くと卵巣がんと診断された。右の卵巣を全摘出する大きな手術を受け、抗がん剤の副作用で髪は抜け落ち、常に吐き気に苦しんでいたという。29歳の時、闘病を続ける充子さんを励ますため、友人たちが開いてくれた食事会に呼ばれた魁皇関と出会った。

 「大きな人が来たな〜」と驚きながらも、前歯に隙間がある関取の笑顔に「かわいらしいなぁと思って。不思議と、懐かしいというか、昔から知ってる人みたいな気がしたんですよね」と振り返る。年下の関取も「サバサバしていて、明るくて。しっかりした人」と好印象。すぐに交際が始まった。1年後、結婚を意識した充子さんは悩んだ末「子どもができないかもしれない」と打ち明けると、帰ってきた答えは「そんなの、気にしてないよ」。1999年に結婚、1年後、夫は大関昇進を果たした。

 15歳で各界入りして相撲に打ち込んできた夫は、浮世離れしたところもあった。良いイタリアンの店を見つけたというので、ドレスアップして出かけると、そこは、リーズナブルなファミレス「サイゼリヤ」。席が固定されていて体が入らない魁皇関は、角に斜めに座っていたというエピソードを楽しそうに笑いながら明かしていた。

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2017年1月23日のニュース