戸田恵梨香 日本人初!西太后の服羽織る「毛が逆立つ気分に」

[ 2017年1月23日 06:20 ]

西太后が着ていた衣服を羽織った戸田恵梨香
Photo By 提供写真

 女優の戸田恵梨香(28)がNHKBSプレミアム「中国王朝」(25日スタート、後9・00)で初めて歴史ドキュメンタリーのナビゲーターを務める。

 第1回は19〜20世紀の中国を48年間支配した西太后を特集。戸田は年明けに北京在住の子孫の家を訪れ、実際に西太后が着ていた衣服に袖を通した。歴史的史料としても貴重な西太后の服を外国人が手に取ることはめったになく、日本人が着たのは初めて。戸田は「羽織った瞬間にゾワッと毛が逆立つような気分になりました」と未体験の感覚を表現した。

 西太后は中国史上最悪の悪女として知られるが、存命中の中国は欧米に植民地化されることはなかった。現地で取材した戸田も「当時は民衆に愛されていたという話もあります」と話す。番組では掘り起こされた多くの新事実をもとに、西太后の真実に迫っている。

 日本人女優では田中裕子(61)が、2010年のNHKドラマ「蒼穹の昴」で西太后を演じた。戸田も「今回の取材で西太后の人柄や考え方に触れることができた。私もいずれは、新しい解釈の西太后を演じてみたい」と希望していた。

 番組は全3回で第2回以降は楊貴妃、始皇帝の母・趙姫を特集する。

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2017年1月23日のニュース