“酒場ライター”吉田類氏が銀幕デビュー 舞台はもちろん居酒屋

[ 2017年1月23日 06:49 ]

謎めいたファンドの社長役を熱演する吉田類氏
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 酒場ライターの吉田類氏(67)がスクリーンデビューする。その名もズバリ「吉田類の“今宵、ほろ酔い酒場で”」(監督長尾直樹)という作品で、「みなさん、ぜひ、映画館で一緒に乾杯しましょう!」とアピールしている。ビールのおいしい初夏に公開の予定だ。

 BS―TBSで放送中の「吉田類の酒場放浪記」(月曜後9・00)で大衆酒場ブームの火付け役となった吉田氏。一昨年はTBSドラマ「下町ロケット」にほんの一瞬顔を出して話題を呼んだが、今度は銀幕に進出だ。

 3つの居酒屋で繰り広げられる人間模様をオムニバス形式で描くドラマ。松本妃代(21)がヒロインを演じる第1話「居酒屋チャンス」と、伊藤淳史(33)が主演する第2話「どつぼ酒場」には酒場詩人(案内役)として登場。故郷の高知を舞台にした第3話「ふるさと酒場土佐っ子」では、警察に追われる謎めいたファンドの社長を熱演している。

 吉田氏は「僕が演じた森本勝也は、一見危険人物に見えるけど、そこまで特異ではなく、普通にいそうだと思ったので、キャラクターの心情はくみやすかったです。ただ、逃亡者を演じるにあたりダイエットをしたものの、仕事で日々飲んだり食べたりしているので思ったほど減量できなかったのが心残り」と笑わせた。そして「いつもとは違う“吉田類”の、幅広くて立体的な面白さを発見いただけるのは間違いないと思います」と自信満々、自らの演技に酔いしれている。

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