稀勢の里 感動の涙「千秋楽」21・5%!瞬間最高は白鵬撃破の26・5%

[ 2017年1月23日 10:17 ]

<初場所千秋楽>優勝インタビューで涙を拭う稀勢の里
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 大関・稀勢の里(30=田子ノ浦部屋)が結びの一番で横綱・白鵬を破り14勝目を挙げて初優勝に花を添えた22日のNHK総合「大相撲初場所・千秋楽」(後5・00)の平均視聴率が21・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが23日、分かった。初優勝を決めた14日目(後5・00)も21・1%をマーク。大関昇進後31場所目。日本中の大きな期待を背負いながらも、なかなか届かなかった"未完の大器"の開花に注目が集まった。

 千秋楽の瞬間最高視聴率は午後5時29分の26・5%で、白鵬をすくい投げで破った場面。14日目は午後5時55分の26・3%で、結びの一番で白鵬が貴ノ岩に敗れ、稀勢の里の初優勝が決まった瞬間だった。

 千秋楽に白鵬をすくい投げで破り、14勝1敗と自己最高成績を挙げた稀勢の里。取組後は「一日一番と追う気持ちで集中してやった結果」と感動の涙を流すとともに、支えてきてくれた人々に笑顔で感謝の気持ちを伝えていた。

 日本相撲協会は稀勢の里の横綱昇進を諮る臨時理事会を25日に開催することを決定。23日に横綱審議委員会に諮問する。1998年夏場所後に昇進した第66代横綱・若乃花以来となる19年ぶりの日本出身新横綱が25日にも誕生する。

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2017年1月23日のニュース