DeNA・度会から平良の投打のヒーロー「最高で~す」の“温度差共演”に ハマスタ史上最多観衆が大熱狂

[ 2024年3月30日 17:34 ]

セ・リーグ   DeNA6―1広島 ( 2024年3月30日    横浜 )

<D・広>ヒーローインタビューで叫ぶ度会(右)と平良(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAのドラフト1位、渡会隆輝外野手(21)が4回の第3打席に右越え2ランを放つなど、4打数4安打2打点で全5打席出塁の大活躍で、チームは13年以来となる開幕戦から2連勝。本拠開幕での連勝は実に00年以来24年ぶりとなった。先発の平良拳太郎投手(28)は8回2/3を4安打1失点の快投で今季初勝利を挙げた。

 横浜スタジアム史上最多となる3万3337人の大観衆の前でお立ち台に上がった度会は「本当に幸せな気持ちです」と語り、死球については「そこは大丈夫です。ありがとうございます」と語ると大きな拍手を受けた。

 初回に頭部付近に死球を受けながら、4回無死一塁では、広島3番手の大道が投じた1ストライクからの2球目、外寄り低めの直球を完璧にとらえた。過去の新人で開幕戦から2試合連続本塁打は55年枝村勉(早大→大映)と81年石毛宏典(プリンスホテル→西武)の2人しかおらず、43年ぶり3人目、セ・リーグでは初の快挙だった。快挙に度会は「最高で~す」と声を張り上げた。

 すると代わってインタビューとなった投のヒーロー、平良が今季初勝利の気持ちを問われると、抑揚をつけずにクールに「最高でーす」と応えると、球場は一気に大盛り上がりとなった。

 平良は大観衆に向け「本当にいつも大きなご声援ありがとうございます。明日からまたもよろしくお願いします」と冷静に締めくくった。

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