中日・涌井 7回途中無失点で降板も初勝利ならず…8回に救援陣が同点に追いつかれる

[ 2024年3月30日 17:06 ]

セ・リーグ   中日―ヤクルト ( 2024年3月30日    神宮 )

<ヤ・中>7回、降板する涌井(左から2人目)(撮影・久冨木 修)
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 中日の涌井秀章投手(37)が30日、敵地・神宮でのヤクルト戦に先発。4回に史上24人目となる2000奪三振を記録するも今季初勝利はお預けとなった。

 開幕2戦目に今季先発した涌井は初回を3者凡退。上々の立ち上がりを見せると、3回にチームが1点を先制。その裏には中村と長岡に連打を浴び無死一、二塁とピンチを背負うも二塁への素早いけん制球で1アウト。後続を封じ無失点で切り抜けた。

 4回には1死走者なしからオスナをスライダーで空振り三振。この日1つ目の三振で2000奪三振に王手をかけると、続く4番・村上を高め148キロ直球で空振り三振。2者連続三振で23年4月の岸孝之(楽天)以来、史上24人目の大記録を達成した。

 涌井は7回も続投となったが先頭のオスナに左前打を浴びたところで降板。6回0/3を90球、被安打5奪三振3の無四球無失点という内容で勝利投手の権利を手にしたまま救援陣に今季初勝利を託した。

 しかし8回、4番手の松山が誤算。2死一、二塁からオスナに中前適時打を浴び同点とされ降板。前日の開幕戦4失点で敗戦投手となった汚名返上とはならなかった。

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