DeNAドラ1・度会 初回に頭部付近も初盗塁に先制生還 2回には左前打で4点目の生還と大ハッスル

[ 2024年3月30日 14:47 ]

セ・リーグ   DeNA―広島 ( 2024年3月30日    横浜 )

<D・広>2回、度会は左前打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 DeNAのドラフト1位、渡会隆輝外野手(21)が30日の広島戦(横浜)に「1番・右翼」で先発出場。開幕から2戦連続の先発出場となったが2回の第2打席に左前打を放った。

 1点を追加し、2―0となった2回、1死一塁で打席に入ると、広島2番手の河野のカーブをとらえ、左翼へ運ぶ、2試合連続安打となった。この後にオースティンの右中間適時二塁打、さらに佐野の二ゴロの間に度会が2イニング連続で生還を果たし、序盤のリードを生んだ。

 初回の第1打席では、広島先発左腕・黒原のカウント1―1からの3球目が頭部付近に。度会はのけぞって避けたが、投球はフェースガードの右耳付近と右肩をかするように当たった。黒原は危険球退場となった。しばらく立ち上がれなかったが、自ら歩いてベンチで治療。それでも頭部に直撃とはならなかったため、一塁へ。ベンチから出てくると横浜スタジアムから大歓声が起きた。度会は1死一塁から佐野の打席でプロ初盗塁にも成功。先制機を作ると、2死三塁から牧の中前打で先制の生還となった。

 開幕戦となった29日の同戦では3点を追う3回1死一、二塁で九里が投じた初球の甘いスライダーを振り抜く同点3ラン。新人の開幕戦本塁打は、14年西浦(当時ヤクルト=現DeNA)以来史上14人目で、チームでは60年黒木基康(当時大洋)が打って以来64年ぶり2人目の快挙だった。

 初回の守備では、小園のライナー性の打球にしっかり反応してスライディングキャッチ。ファンからも歓声が起きるなど、試合開始から魅了、第1打席でアクシデントに見舞われたが、2戦目も試合序盤からチームをけん引した。

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