いいぞ巨人! 岡本和&坂本が開幕第2戦で1号競演 2者連続弾で大竹を降板に追い込む

[ 2024年3月30日 16:01 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2024年3月30日    東京D )

<巨・神>6回、先制2ランの岡本和(右)は坂本とハイタッチ(撮影・西川祐介)
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 開幕2連勝の懸かる巨人が4番・岡本和真内野手(27)、5番・坂本勇人内野手(35)の2者連続アーチで阪神から3点を先取。マウンドから相手先発左腕・大竹を引きずり下ろした。

 グリフィン、大竹の投げ合いで0―0のまま迎えた6回だった。

 先頭の梶谷が四球で出塁すると、阿部監督は代走に松原を起用。この無死一塁のチャンスで第3打席に入った岡本和は1ボールからの2球目、真ん中付近にきたカットボールを逃さず打ち返した。打球はぐんぐん伸びてバックスクリーン左へ。待望の先制1号2ランとなった。

 坂本から主将を引き継いだ昨季は自己最多となる41本塁打を放ち、2021年&22年に続いてプロ3度目の本塁打王。だが、シーズン1号は4月12日の阪神戦(東京D)で、開幕から11戦44打席目と苦しんだ。今季は自身初の開幕弾こそ逃したが、開幕から2戦7打席目での1号となった。

 主砲兼主将の一発で均衡を破った巨人打線。続いて打席に入った坂本は大竹がカウント1―1から投じた3球目、外角高めのカットボールを捉え、こちらは左翼スタンド中段へ。リードは3点に広がり、悠然とダイヤモンドを一周した岡本和とは対照的にうれしそうに笑みを浮かべる坂本だった。

 ▼岡本和 つなごうと思って打席に立ちました。それがホームランとなり良かったです。

 ▼坂本 打ったのは真っすぐ。岡本選手の流れにうまくのっていけました。

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