大商大の今秋ドラフト上位候補・渡部がオリ宇田川撃ち 板谷は5回無失点 オリ2軍に9―0快勝

[ 2024年3月30日 17:05 ]

プロアマ交流戦   大商大9―0オリックス2軍 ( 2024年3月30日    杉本商事バファローズスタジアム舞洲 )

大商大・渡部聖弥外野手
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 今秋ドラフト上位候補の大商大・渡部聖弥(4年=広陵)がリーグ戦開幕を前にぐんぐん調子を上げてきた。関西六大学野球連盟の大商大は、30日に杉本商事バファローズスタジアム舞洲でオリックス2軍と対戦。「4番・三塁」で先発した渡部は4回に宇田川優希投手(25)から左前安打を放った。

 打線は中盤の4回から3イニング連続で加点。計9点を奪い、オリックス2軍を突き放した。リーグ戦は4月6日に開幕。大院大との開幕を前に打撃陣は調子を上げてきた。

 この日は阪神、中日、広島、ヤクルトなど6球団が渡部らを視察した。渡部は2年秋に1シーズン5本塁打をマークし、連盟の新記録を樹立。昨夏には侍ジャパン大学日本代表にも選出され、アメリカとの第4戦では左翼へ先制本塁打も放った。ドラフトイヤーの今季。右の長距離砲に期待は膨らむ。

 投手陣も結果を残した。先発した板谷朋生(3年=高知中央)が5回を被安打3の4奪三振力投。6回から2番手で登板した鈴木豪太(3年=東海大静岡翔洋)が2回を無失点に封じた。8回は福島孔聖(3年=広陵)が、9回は岡田晧一朗(4年=智弁学園)がそれぞれ1回無失点。4人のリレーでオリックス2軍打線をわずか5安打に封じた。

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