星稜 石川県勢初の決勝逃す…4試合連続先制もあと一歩及ばず山下監督「悔しいです」

[ 2024年3月30日 14:03 ]

第96回選抜高校野球大会第10日第1試合   星稜4―5高崎健康福祉大高崎 ( 2024年3月30日    甲子園 )

<星稜・高崎健康福祉大高崎>試合に敗れ、足早に引き揚げる星稜ナイン(撮影・椎名 航)
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 星稜(石川)は健大高崎(群馬)に4-5で破れ、選抜初の決勝進出はならなかった。

 今大会、これまで3試合とも先制している星稜は2回、2死三塁の場面で、8番中島幹大(3年)の内野安打で先制。

 3回、今大会最速150キロをマークした相手・健大高崎の先発・石垣元気(2年)の速いボールにも振り遅れない打撃で9安打と、両校譲らない接戦を展開した。

 7回表、健大高崎に勝ち越され、5-3と2点を追うその裏。1死二塁、5番・服部航(2年)が左中間を破る適時二塁打で反撃開始かと思われたが、あと一歩が出なかった試合に「悔しいです」と山下監督。

 「選手たちは頑張ってくれたんですが、健大さんは全てにおいて強かった。今日はなかなか打てないと思っていたので、盗塁やバントいろいろつないで点を取りたかったのですが、やっぱり健大さんは強かったです」と悔しさをにじませた。

 惜しくも敗戦を喫したが、最後まで粘り強い星稜ナインのプレーは、被災地・地元石川に勇気と元気を届けた。

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