中日 また8回に“投壊”で逃げ切り失敗…ヤクルトと4時間43分の激闘、あと一本が出ず今季初△

[ 2024年3月30日 18:45 ]

セ・リーグ   中日1―1ヤクルト ( 2024年3月30日    神宮 )

<ヤ・中>11回、空振り三振に倒れ悔しがる中島(撮影・久冨木 修)
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 開幕戦黒星発進となった中日は30日、敵地・神宮でのヤクルト戦が延長12回でも決着つかず。投手陣は好投するも打線が振るわず1―1で今季初の引き分けとなった。

 開幕2戦目のマウンドを任されたプロ20年目、チーム最年長右腕の涌井は初回を3者凡退。熟練の投球でアウトカウントを重ね、4回には史上24人目となる2000奪三振を達成。6回0/3を5安打無失点という内容で、勝利投手の権利を手にしたまま降板した。

 “虎の子の1点”を守り切ろうとした救援陣だったが、4番手の松山が誤算。前日の開幕戦4失点で敗戦投手となった汚名を返上すべく8回のマウンドに上がったが、2死一、二塁からオスナに中前適時打を浴び同点とされ降板。2日連続で8回に失点し、悔いの残る結果となった。

 試合は1―1のまま延長戦に突入。10回には相手の失策も絡み2死一、三塁の絶好機を迎えたが4番・中田が三ゴロ倒れ無得点。11回にも2死一、三塁というチャンスを作ったが代打・中島が空振り三振。互いに決め手を欠き、試合開始から4時間43分での決着となった“激闘”は今季初の引き分けに終わった。

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