ドジャース T・ヘルナンデスの2打席連発など一発攻勢で2連勝「誰かが打てない時は誰かが打つ」

[ 2024年3月30日 15:42 ]

2回にソロ本塁打を放ち、ナインに出迎えられるテオスカー・ヘルナンデス(AP)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が29日(日本時間30日)、本拠でのカージナルス戦に「2番・DH」で先発出場。4打数無安打に終わり、開幕からの連続試合安打が3で止まった。しかし、チームはムーキー・ベッツ内野手(31)の大リーグ史上5位とする通算49本目の先頭打者弾、テオスカー・ヘルナンデス外野手(31)の2打席連発、ミゲル・ロハス内野手(35)のソロ本塁打と一発攻勢で6-3で2連勝した。

 2回にソロ、4回は2打席連発とする3ランを放ったテオスカー・ヘルナンデスは「今日は勝った。自分の仕事をすることよりも、自分ができる最善の方法をすることにいつも満足している。チーム全体が本当に良く、層が厚い。今年、僕らがやろうとしていることは些細なこと。僕らがグラウンドで何ができるかは、みんな知っている。集中して、試合を楽しむことが必要だと感じている」と振り返った。

 このオフにマリナーズからドジャースに移籍し、2020、2021年には2年連続でシルバースラッガー賞を受賞した強打の外野手。試合後の現地中継のインタビューでは「みんなが温かく迎え入れてくれたのが大きかった。ドジャースの選手は全員が素晴らしい選手。誰かが打てない時は誰かが打つ。打たないといけないという重圧は感じていない。みんなが補ってつないでいく」と話した。

 デーブ・ロバーツ監督は試合後「打線には上位から下位まで自信が持てる。キケ(エンリケ・ヘルナンデス)はヒットはなかったけど、センターでいくつか良いプレーをしてくれた。ミギーロー(ロハス)も大きな本塁打を打った。上位打線が特筆されがちだが、他の選手たちも役割を果たしてくれている」と6番のテオスカー・ヘルナンデスや9番のロハスらを称えた。

 打線の援護についても、指揮官は「リードを奪っていれば(投手陣は)よりアタックできる。追いかけなければいけない立場はタフなもの。リードをしていれば先発投手に自由を与えるし、私自身も先発をより長くなげさせ、ブルペンに休みを与えるべく制御できる」と話した。

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