大谷翔平 カージナルス戦の第1打席は二直もベッツの先頭打者弾で先制 通算49本目先頭弾は史上5位

[ 2024年3月30日 11:20 ]

試合前にシルバースラッガー賞の表彰を受けるドジャースの大谷(右)とベッツ(AP)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が29日(日本時間30日)、本拠でのカージナルス戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席は二直だった。

 初回にムーキー・ベッツ内野手が左腕のザック・トンプソン投手から先頭打者本塁打を放って先制。これでベッツの先頭打者弾は通算49本目で大リーグ史上5位となった。これで3戦連発としたリードオフマンが最高のおぜん立てをして、大谷が第1打席を迎えた。

 大谷はトンプソンにカウント2-2と追い込まれると、最後はスライダーにタイミングを外されながらもうまく右手一本で拾ったが、惜しくも二直に終わった。

 試合前は大谷とベッツが昨季のシルバースラッガー賞の表彰を受けた。場内に2人の昨季成績が紹介され、トロフィーが渡された。

 専属通訳だった水原一平氏が違法賭博問題などで21日のパドレス戦前に解雇。その後、25日に自らの言葉で関与を完全否定したが、米韓の長距離移動や時差の影響もあり、水原氏解雇後の4試合は11打数1安打。米国帰国後のエンゼルスとのオープン戦では3試合無安打で、25日に「気持ちを切り替えるのは難しい」と語ったように、心身ともすり減っていた。

 28日の開幕戦では三塁寄りの5階席で真美子夫人と初観戦の愛犬デコピンが見守る中、新登場曲「The Show Goes on」に乗り、2安打1得点で快勝に貢献。満員の5万超のファンで埋め尽くされた本拠ドジャースタジアムでは大声援を受け、復調のきっかけをつかんでいた。

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