中日・小笠原 「直球を改善できた」6回3失点6奪三振 開幕投手へ手応え

[ 2023年3月17日 22:05 ]

オープン戦   中日4―4楽天 ( 2023年3月17日    バンテリン )

<中・楽>力投する先発の小笠原(撮影・椎名 航)
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 開幕投手を務める中日・小笠原慎之介投手(25)が先発登板し6回3失点、6奪三振だった。

 「6回までチェンジアップを使わずに、ウイニングショットの一つをなくして、どこまでいけるか、試した試合でした」

 18年以来5年ぶりとなる大役へ、上々の立ち上がりだった。コース丁寧に突く直球に、スライダー、カーブを効果的に織り交ぜ、決め球を“封印”した状態で5回まで3安打投球。4―0の6回に5連打を許し3点を失ったが、最後はギッテンスの膝元を突く147キロ直球で見逃し三振に仕留めて降板した。

 小笠原は「前回、走っていなかった直球を改善できたし、いつもチェンジアップを投げるところでスライダーを試した。チェンジアップ以外の球種の底上げを図っていて、チェンジアップに頼りすぎてもよくないし、投球の幅が広がると思うので」と振り返った。

 試合後、立浪監督は31日の巨人との開幕戦を託す小笠原について、「最後ちょっと、へばったのかっていうのはありましたけど、もう1回調整(登板が)ありますし、心配はしていないです」と評価した。

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2023年3月17日のニュース