侍・岡本和　高校時代の恩師、盗塁死も何事もなかったかのように帳消し…「実にアイツらしい」

WBC準々決勝   日本9－3イタリア （ 2023年3月16日    東京D ）

＜日本・イタリア＞3回、盗塁失敗する岡本和（左）（撮影・尾崎　有希）
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　【直撃コール　智弁学園・小坂将商監督】

　――3回に3ラン。貴重な一発でした。
　「2回に盗塁死があったでしょ？あれは、アイツのミスやと思うんです。でも、あのミスを帳消しにするあたりが実にアイツらしい。落ち着いていましたね。まるで何事もなかったかのように。負けたら終わりの試合であの3ランですから、鳥肌が立ちました」

　――5回にも右中間へ2点適時二塁打。
　「体が開いていませんし、見ていても調子がいい。守備も良かったし、チャンスの場面で打つだろうなと思って見ていました」

　――巨人の広岡選手もオープン戦で一発が出ました。
　「広岡はプロで生き抜くためにも結果を出さなければいけない立場。岡本にせよ、広岡にせよ、智弁学園の教え子が活躍するのは名誉なことだし、誇らしいことです」

　――今後に向けたメッセージを。
　「岡本がプロへ行く時、いずれは日本を代表する4番になってほしいと願っていた。東京五輪は選出されませんでしたが、今はWBCで頑張っている。本当に立派なもんです」