広島・田村　開幕1軍切符かけ勝負の3連戦「少ないチャンスで打っていけるように」

甲子園の室内練習場で練習する広島・田村
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　高卒2年目の広島・田村は開幕1軍の切符をかけて、きょう17日のオリックス戦（シティ信金スタ）から勝負の3連戦に臨む。

　「そこ（開幕1軍）が一番の目標。これからチャンスも少なくなってくると思うので、昨日、おとといの2試合みたいに少ないチャンスで打っていけるようにしたい」

　14、15日の中日戦ではいずれも代打として登場し、2試合連続で適時打を放った。オープン戦は10打数4安打3打点。アピールを続ける19歳は少ない出場機会の中でも「初球から振るというところは心がけている」と積極性を大切にしている。

　チームはきょう17日のオリックス戦を前に、甲子園の室内練習場で指名練習を行った。藤井ヘッドコーチは「残り試合も少ないし、そろそろ本番モードになっていかないといけない」とし、早ければ21日のロッテ戦からふるい落としが始まることを示唆した。実質、最後のアピールの場となるオリックス3連戦。田村を含め、大盛、末包ら当落選上にいる若手にとっては生き残りをかけた戦いとなる。（長谷川　凡記）