イタリア　投手陣が苦しみ初の4強ならず　ピアザ監督「次のWBCにつながる」

WBC準々決勝   イタリア3－9日本 （ 2023年3月16日    東京D ）

＜日本・イタリア＞試合後、イタリアのピアザ監督（右）と握手する大谷（撮影・尾崎　有希）
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　イタリアは投打で完敗し、初のベスト4入りはならなかった。大リーグを代表する強打の捕手だったマイク・ピアザ監督は「日本のような強豪相手に8四球も与えれば、勝つチャンスはない」。ただ、随所で持ち味は見せた。

　序盤はデータ重視の野球が機能し、内野手の守備位置を頻繁に動かすことでピンチの芽を摘んだ。打線も大谷とダルビッシュから計3点を奪い「打線が終盤まで諦めずにスイングしたことは光った。素晴らしい経験をさせてもらったし、次のWBCにつながる」と前を向いた。