MVP選出のジャッジ「アルバレスと大谷が相手、発表まですごく神経質になっていた」

[ 2022年11月18日 12:28 ]

MVP受賞を家族らに祝福されるジャッジ

 ア・リーグのMVPに選ばれたアーロン・ジャッジ(30)が17日(日本時間18日)に喜びを語った。一問一答は以下の通り。

 ――今の気持ちは。
 「言葉にできない。信じられない。長い間、頑張ってきた結果。いろんな人のことが頭に浮かぶ。子供の頃のトラベルチームのコーチだったりとか、リトルリーグ、高校、大学の仲間、マイナーリーグで、メジャーで一緒に練習に取り組んできた人たち。この賞はチームの努力で勝ち取ったもの、意味が大きい」

 ――発表までどれだけ神経質になっていたか。
 「すごく神経質になっていたよ、からかってるの?最高の打者のヨルダン・アルバレスと、この惑星で一番の野球選手である大谷翔平が相手だからね。思い込むのもどうかだけど、本当に神経質になっていた。2人とも素晴らしいシーズンを送っていて、彼らと競い合うのも楽しかった」

 ――こんな歴史的なシーズンが可能になると、いつになって思えたか。
 「難しいね、毎日一生懸命だったから。いかにヤンキースが勝てるようにプレーするか、やれることはなんでもしようと必死だった。だから自分の成績を楽しむなんてできなかった。ようやく今になって良いシーズンだったと振り返ることができている」

 ――新人の頃、1年目の打率「・179」を忘れないように携帯電話のメモに残したと話していた。今でもそうしているのか?
 「今でも野球関連のメモとして一番上に固定している」

 ――FA交渉の経過は。
 「今までのところ良い感じで前向きな話をしている。多くの選手が経験することで、プロセスのすべてを楽しみたいと思っている。でもまだ早い段階。12月のウインターミーティングまでは、多くのことがなかなか始まらない。家族とともにプロセスを楽しみたい」
 
――交渉で重視するのは。
 「チームで勝ちたいということ。ヤンキースでは惜しい所まで行った。あと1試合でワールドシリーズとかね。重要なのは勝つ文化のあるチームでプレーすること。勝つことにしっかりコミットしている球団に行きたい」

 ――ヤンキースのスタインブレナーオーナーと1対1で話したようだが。交渉のタイムテーブルは。
 「1対1で話す機会をもらうのは良い徴候。ただこのFAのプロセスが速く進むのかゆっくりなのか、どれくらいかかるかはわからない」

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2022年11月18日のニュース