日本ハム・松浦、2年目の来季活躍で「オムライス命名」目指す

[ 2022年11月18日 06:00 ]

松浦が大好物という「東新軒」のオムライス(写真は大盛り)
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 旭川育ちの日本ハム・松浦が2年目の来季、千葉・鎌ケ谷市の中華料理店「東新軒」のオムライス命名を狙う。鎌ケ谷での秋季練習に参加中の大型左腕は「僕も名前をつけてほしいっすね。そのためにも来季はアピールしたい」と意気込んだ。

 勇翔寮の寮生やファン御用達の「東新軒」。看板メニューには「清宮くん焼き肉チャーハン」「輝星くんカレーライス」など、人気選手の名を冠したメニューが並ぶ。今季、大阪桐蔭の先輩・柿木に出前をご馳走してもらい、選手名が命名されていることを知った。

 初めての注文は「大好物」というオムライス。チキンライスを薄焼き卵で包み、上からケチャップがかけられた昔ながらの家庭の味に、松浦は「すごくおいしかった。もうオムライス一択です」。清宮、吉田に続き「松浦くんオムライス」と、命名されるような活躍を胸に誓った。

 今季は9月25日の楽天戦でデビュー。1回2安打2失点でプロ初黒星も、自己最速153キロをマークした。「根本さんのように2年目で活躍している例がある。来年は春からアピールしてチャンスをつかみ、“今年は違うな”と思わせたい」。オムライスのように、誰からも愛される選手となる。(清藤 駿太)

 《「東新軒」店主も松浦の活躍で命名約束》今年8月で創業50年を迎えた「東新軒」は、2軍施設が鎌ケ谷に完成した97年から選手らの胃袋を満たしてきた。メニューに選手名を冠したのは11年ドラフト1位で入団した斎藤佑樹氏が始まり。以降は12年大谷、17年清宮、18年吉田とその年のドラフトで話題となった選手を歓迎する意味で命名してきたという。店主の新川雅久さん(52)は「松浦君が来年、誰もが知るくらいの活躍をしてくれたら」と、「松浦くんオムライス」の命名を約束していた。

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