侍ジャパン・栗山監督 大谷のWBC出場表明に「翔平の“出場します”という言葉から魂が伝わってきた」

[ 2022年11月18日 02:30 ]

2013年6月1日、中日戦でプロ初勝利を挙げた日本ハムの大谷翔平(左)と写真に納まる栗山英樹監督
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が17日、来年3月の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する意思をインスタグラムで明らかにした。日本ハム時代の恩師でもある侍ジャパンの栗山英樹監督(61)にシーズン中に出場を打診され、この日までに受諾したという。

 大谷から電話で出場意思を伝えられた栗山監督は「翔平の“出場します”という言葉から魂が伝わってきた」とうれしそうに話した。この時期の表明にも「来季へ難しい調整をする中、早い段階で決断してくれたことは本当にありがたいし、敬意を表します」。大谷とは昨年12月の就任以来、WBC出場へ向けた話を重ね、「この2年間限界まで体を追い込んできて、疲労は相当なはずだが、日本の野球のために、子供たちのために、決断してくれた。とてもうれしく思うし、そこに魂を感じた」と強調した。

 13年の第3回大会以降、大リーガー招集への壁は高くなっていたが、大谷が早々と出場を決めたことで、他の選手も続き「ドリームチーム」誕生への期待は膨らんだ。村上、佐々木朗、山本ら国内組だけでなく、ダルビッシュや鈴木らの動向が注目される。吉田正はメジャー球団との交渉にも左右されそうだ。

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2022年11月18日のニュース