高木豊氏 阿部&京田の二遊間を連続放出の中日に驚き「おれはちょっと不安だな。大丈夫かって」

[ 2022年11月18日 19:47 ]

高木豊氏
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 元大洋(現DeNA)、日本ハムで野球解説者の高木豊氏(64)が15日、自身のYouTubeチャンネルを更新。中日・京田陽太内野手(28)とDeNA・砂田毅樹投手(27)の1対1の交換トレードについて、私見を述べた。

 3日前にも楽天・涌井秀章投手(36)と中日・阿部寿樹内野手(32)の交換トレードがあったばかり。その中で高木氏は今回の一報に「また。3日しか経ってないけど」と話し「ちょっとビックリするのが、中日の方がセンターラインのセカンドの阿部を出して、阿部と二遊間を組んでいた京田を出す。センターラインの強化を、普通のチームは進めていくんだけど」と、守備の要になる二遊間の選手を次々と放出したことに驚いた。

 「中日は立浪監督の頭の中ではチームを改革していきたいというのがあるのかな」と予想し、三塁・石川昂、遊撃・土田、二塁・高橋周で固定プランを推測。そのうえで重複した選手を放出して投手強化するという意図は理解したものの、「おれはちょっと不安だな。阿部が出たことによって、京田はないかなと思っていたんだけど」と再び驚き、さらに「今回も同じリアクションなんだけど、中日大丈夫かっていうね。2枚抜けたことで単純にセンターラインが弱くなった。砂田は良い戦力になる、涌井同様に。ただ、内野手が大丈夫かというね」と、最後まで不安を拭い去れなかった。

 またDeNAに入団する京田については「セ・リーグの中では守備はナンバー1に安定している。ショートができる選手が少なくなってきているから、すごく貴重な選手。どこでもできる」と、二遊間だけでなく三塁の守備固めでも使えると起用法を想像し、課題の打撃が向上すればレギュラーになれると話していた。

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2022年11月18日のニュース