大谷翔平 MVP初受賞ジャッジを祝福「また打ったなと、楽しませてもらった人間のひとり」

[ 2022年11月18日 10:52 ]

MLBネットワークのMVP発表にオンラインで登場した大谷
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 大リーグ機構(MLB)は今季の両リーグMVPを発表し、アはリーグ新記録の最多62本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)が選出された。1位票を28票、2位票を2票(計410点)集めた。15勝、34本塁打を記録して史上初めて投打で「規定」に到達したエンゼルスの大谷翔平投手(28)は次点。1位票が2票、2位票が28票(計280点)だった。

 家族らに囲まれて大リーグ専門局「MLBネットワーク」の中継に登場したジャッジとは対照的に、大谷はグレーのジャケットに身を包み、一人でオンライン会見に登場。2年連続で最終候補者に残った感謝などを述べた。

 2年連続の栄誉は逃したが、納得のできる結果ではあった。ア・リーグ新記録となる62本塁打を放ち、初受賞したジャッジについて問われ「MVPどうのこうのというよりも、毎日見ていました」という「また打ったな、また打ったなという、本当に楽しみというか、楽しませてもらった人間のひとりかなと思います」と最大限の賛辞で祝福した。

 投打の「W規定」に到達するなど、まさにフル回転した1年。投打を比較すれば「今年は投手の方じゃないかなと。去年は対照的に打者の方が良かったですけど、今年は投手の年だったかなと思います」と分析。前日17日には、来年3月の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する意思をインスタグラムで明らかにした。「どうなるか分からないですけど、もし選んでもらえるなら日本でプレーできるのも久々なんで、多くの人に楽しんでもらえるように一生懸命プレーしたいなと思っています」と意気込みを口にした。

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2022年11月18日のニュース