エンゼルス大谷翔平2年連続MVP逃す ア・リーグ新62本塁打のジャッジが初受賞

[ 2022年11月18日 09:45 ]

エンゼルスの大谷翔平
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 大リーグ機構(MLB)は今季の両リーグMVPを発表し、アはリーグ新記録の最多62本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)が選出された。エンゼルスの大谷翔平投手(28)は次点だった。

 MVPはメジャー球団各本拠地から選ばれた全米野球記者協会2人ずつ、計30人の会員がレギュラーシーズン終了時に投票し、ア、ナ両リーグから各1人を選出。投票は10人連記で1位は14点、2位は9点、3位以下は1点ずつ下がって10位は1点となり、合計点で決める。大谷は1位が2票、2位が28票で280点。反対にジャッジは1位が28票、2位が2票で410点だった。

 昨季は9勝、46本塁打を記録して満票でアのMVPを受賞。今季は15勝、34本塁打を記録し、史上初めて投打で「規定」に到達する偉業を成し遂げたが、及ばなかった。昨季は選手間投票のMVPやシルバースラッガー賞など受賞ラッシュに沸いたが、今季は候補者止まりでここまで無冠となっている。

 現在、大谷は日本で自主トレーニング中。18日の帰国時にはMVP争いについて「候補に挙げてもらえるだけ幸せ。それだけいいシーズンが送れたのは自信になる」と話していた。

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