元阪神・一二三氏 12年ぶりマウンドで2三振!

[ 2022年11月8日 11:34 ]

12球団合同トライアウト ( 2022年11月8日    楽天生命 )

<12球団合同トライアウト>登板する元阪神・一二三(撮影・沢田 明徳)
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 戦力外となった選手らを対象とした12球団合同トライアウトが8日に開催され、元阪神の一二三慎太投手(30)が参加した。

 阪神時代の背番号「36」で登場した一二三氏はサイドスローから日本ハム・樋口、片岡と空振り三振(樋口は振り逃げ)。最後は日本ハム・宮田にフルカウントから四球を与えたが、130キロ前後の直球を内外に丁寧に投げ分け、17球で持ち味を見せた。

 一二三氏は、東海大相模3年夏の甲子園では準優勝に輝き、ドラフト2位で11年に阪神に入団。だが、プロ入り後は度重なる右肩の故障に悩まされ2年目の12年に評価の高かった打力を生かして外野手に転向したものの、1軍出場はかなわず、16年限りで戦力外通告を受けた。現在はパーソナルジムでのトレーナーに転身していたが、今夏に自身のインスタグラムを更新し「プロ野球合同トライアウトに向けて 野球から離れて5年 ピッチャーから離れて11年 肩の手術2回 ピッチャーとして入団したのに一度もマウンドに立てず、ブランクはあれどもう一度だけマウンドに立ちたかったため、この日のためだけに全力を出し切ります」と、現役復帰を宣言していた。

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