日本ハム新球場 メジャー式で規則違反!?本塁からバックネットまでの距離が足りず

[ 2022年11月8日 06:00 ]

公開されたエスコンフィールド北海道(撮影・高橋 茂夫)
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 来年3月に開業する日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」について、7日の実行委員会でグラウンドのサイズに問題があるとして議論されたことが分かった。

 新球場ではホームベースからバックネットまでの距離を50フィート(約15メートル)に設定。公認野球規則では同距離は60フィート(約18メートル)が必要とされており、規則に違反していると指摘する声が上がっている。

 国内初の開閉式屋根付きの天然芝球場で、大リーグの球場をモデルにフィールドと座席が極限まで近づけるように造られている。新たなスタンダードとして注目されており、大リーグでも同距離が60フィートに設定された球場はほとんどないのが現状。ファンがより臨場感を持って観戦できる利点もあり、試合は両チーム同じ条件でプレーするため、ルールに違反する事例ではないとの見方もある。

 開業を5カ月後に控えて改修は現実的に難しく、今後の議論の行方が注目される。

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2022年11月8日のニュース