斎藤、大石らと“早大ドラ1トリオ” 楽天戦力外・福井3人ピシャリ トライアウトならでは元同僚と対決

[ 2022年11月8日 13:32 ]

<12球団合同トライアウト>登板する元楽天・福井(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 戦力外となった選手らを対象とした12球団合同トライアウトが8日、楽天生命パークで行われ、楽天から戦力外となった福井優也投手(34)が参加した。

 打者3人の対戦で西巻(ロッテ)を投ゴロ、元チームメートの安部(広島)を中飛、宮本(DeNA)を空振り三振という内容。最速145キロにフォークもまじえ、3者凡退に仕留めてアピールした。

 「しっかり良いアピールができるように腕を振ろうと思って投げていた。まだ体も元気ですし、自分の中ではやれると思うので頑張ってます」と強い思いで臨んだトライアウト。「今シーズンけっこう良い感覚で投げられていたので、今日も良い感覚で投げられた。真っすぐでファウルもとれたし、フォークで空振りもとれたので自分の良いところが見せられたと思います」と手応え。元同僚・安部との対戦もあり「今日もロッカーが横だったんで、やりにくかったですけど、楽しめたかなと思います」と振り返った。

 福井は早大時代、斎藤佑樹、大石達也らとともに活躍し、東京六大学リーグで通算11勝をマーク。10年ドラフト1位で広島に入団。19年に楽天へトレードで移籍した。今季はリリーフで11試合に登板し、防御率4・09。

続きを表示

この記事のフォト

2022年11月8日のニュース