中日・大野雄が現状維持でサイン 今季4完投「来年は倍ぐらいを目指したい」

[ 2022年11月8日 15:00 ]

<中日・大野雄契約更改>契約更改を終え、来季への意気込みを語る大野雄(撮影・椎名 航)
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 中日のエース・大野雄大投手(34)がナゴヤ球場に隣接する選手寮で契約交渉に臨み、現状維持の推定年俸3億円でサインした。

 「来年また頑張らないといけないなという気持ちで判を押した。今年は貯金ができた投手が少なかった。ぼくもイーブンだったので、そこを伸ばしていかないといけない」

 今季は自身4度目の開幕投手を務めるなどローテーションの柱として奮闘。5月6日の阪神戦(バンテリンドーム)では延長10回2死までパーフェクト投球を続け、1安打完封勝利を挙げた。投手キャプテンとしてもチームをけん引した。

 4年連続の規定投球回もクリアしたが、23試合登板で8勝8敗、防御率2・46と貯金を作ることはできず、チームも最下位。3年契約の最終年となる来季へ向け「今年は4完投だったが、来年は倍ぐらいを目指したい。そうすれば結果もついてくる」と巻き返しを誓った。

 今年と同じ巨人が相手に決まった来年3月31日の開幕戦の先発にも「先発投手全員がそこを狙わないと良くなっていかない。143分の1ではなく特別。最初にマウンドに上るのは名誉なこと。そこを目指していかないと」と意欲を見せた。

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2022年11月8日のニュース