ヤクルト戦力外16年“高校BIG4”ドラ1寺島 トライアウトで最速141キロ 打者3人に1安打1四球

[ 2022年11月8日 11:50 ]

<12球団合同トライアウト>登板するヤクルト・寺島(撮影・沢田 明徳)
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 戦力外となった選手らを対象とした12球団合同トライアウトが8日、開催され、ヤクルトから戦力外となった寺島成輝投手(24)が参加した。

 2016年ドラフト1位左腕は、打者3人の対戦で勝俣(巨人)に四球、三ツ俣(中日)に中前打、桂(中日)を三飛という内容。最速141キロで、スライダー、カーブを巧みに投げ分けた。

 今井、藤平、高橋とともに高校BIG4の一人として注目され、16年ドラフトでヤクルトに単独1位指名され入団した寺島は、ケガに悩まされながらも1年目の9月30日の中日戦で1軍公式戦初登板初先発。翌18年はわずか1登板、19年は中継ぎで3試合、20年も中継ぎで起用され、7月7日の中日戦でプロ初勝利を挙げた。21年1試合、今季は登板がないまま戦力外通告を受けた。通算36試合1勝1敗、防御率4.37。

 ▼ヤクルト・寺島 結果としてはフォアボールを出したり、ヒットも打たれましたけど、自分の中では悔いなくできたと思います。もちろん緊張はしてました。(フォームを変えたのはどのあたりか)上から投げてたんですけど、ボールが高めにいったり、打たれたりというのがあったのでリリースを少し下げて、少しでも変化を出そうと思ってやりました。自分の考えでやりました。下げた方がボールのはじきとかは少し上がったかなと思います。シーズン半ばくらいから腕を下げていました。(チェンジアップとストレート投げ分けた)全部を出したつもりです。

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